稲葉です
人間誰しもやる気が出ない時があります。
そんなやる気が無いときにやる気を出す方法について解説します。
■ やる気が出ない状態
やる気がでない時というのは、
いわゆる軽いうつ状態になっている可能性があります。
体がだるかったり、憂鬱だったり、無表情だったり、
誰でもなる状態ですが、そういった場合、
軽いうつかそれと同じ状態になっていると考えられます。
その場合、無理に何かをしようとしてもできなかったり、
効率が異常に悪くなったりします。
そこでそういった状況の時に、一気にやる気を改善する方法を
お教えします。
■ セロトニンとドーパミン
ドーパミンについては聞いたことがあると思いますが、
興奮状態になったり、テンションが高くなったりした時、
脳内物質のドーパミンがガンガン出ている状態です。
逆にやる気がない、体がだるい時には、
このドーパミンとセロトニンという物質の脳内分泌が
少なくなっている可能性が高いです。
これは脳の状態ですから、体や意思でコントロールしようとしても
なかなかできるものではありません。
素直にセロトニンやドーパミンを増やす行動をすると、
体のだるさも取れ、やる気もでてきます。
■ ではやる気を出すには?
脳内でセロトニンとドーパミンが多い状態になれば、
自然とテンションも上がってくるものです。
ではどうすれば、それらを増やすことができるかというと、
ひとつは、薬物療法です。
これはうつ病で苦しんでいる人に用いられるもので、
一般の人には関係ないかもしれませんが、
薬でセロトニンやドーパミンの分泌量をコントロールすることができます。
そしてもうひとつの方法は、「運動」です。
最近の研究では、運動をすることにより、セロトニンやドーパミンを
増やすことができることがわかってきています。
つまり運動をすれば、脳内の状態が改善されますから、
自然とやる気が出てくるわけです。
やる気が無いときは、無理に作業をしたりするよりも、
まずは運動をして、脳内環境を活発にしてから行うようにすると、
やる気も出て、効率も上がります。